取り組み

経営企画DXシステム“ReCo”

本学の経営力・研究力を分析・可視化するために経営企画DXシステム“ReCo”を独自に開発・運用しています。学内外に点在する経営力・研究力に関する様々なデータを収集し、データベースに統合して一元管理するとともに、独自開発した分析アルゴリズムとビジネスインテリジェンス(BI)ツールを用いることで、高度な分析・可視化を実現しています。

外部資金情報等の提供・獲得に向けた取組

外部資金等の情報を広く収集しています。集めた情報はホームページなどを通じて研究者に発信しています。また、公募に関する説明会の企画なども行っています。

研究推進施策の企画

研究担当理事のもとで、国際的に優れた研究をより創出しやすくする施策、研究費獲得を推進する施策などを企画し、大阪大学のプレゼンス向上に寄与します。

横断型研究プロジェクト創成

社会課題や政府戦略に呼応する部局横断プロジェクトや、国際的な研究プロジェクトを創成します。そのために、異なる分野の研究者を結集し、新たなイノベーションを生み出す環境を整え、研究者に伴走して、大型プロジェクトの企画・推進を行っています。

研究動向の調査分析

府省・FA有識者との定期的な情報交換や各種公開情報の積極的収集と分析によりweak signalを把握します。さらに定点観測を通じた研究トレンドの分析を行います。

社会的インパクトIR

データ分析や文献調査、インタビューなどを通じて包括的に社会的ニーズを把握し、それに基づいたプロジェクト計画を策定します。社会に貢献するイノベーションに焦点を当てた研究成果のマネタイズを通じて、大学の社会的使命の実現と持続可能な社会への貢献を推進します。

経営IR

大学の経営面での戦力的な強化と持続的な成長のため、財務分析を通じて効果的な財政戦略を策定し大学全体の経営体制をサポートしています。
また、データ駆動型の部局経営支援やプロボスト支援を通じて、新たなプロジェクトやイニシアティブの実現をサポートし、組織の成長を促進しています。

研究力分析

研究力の強化に焦点を当て、学術的な分野での競争力を高めるための戦略を展開しています。

IRデータ分析と生のURA情報の連動による研究力の各種分析を実施しています。

IRシステム開発

IR駆動型研究力強化を軸とした全学的経営マネジメントを実施するため、学内外に点在する各種データを集約してデータベース化しています。独自のアルゴリズムを開発し、現実的な経営企画DXシステム“ReCo”を開発・運用しています。

執行部への提言

執行部からの特命に対応し、必要な調査を実施し、これに基づく提言をおこなっています。

OUマスタープラン構想に関する調査・企画

本学の中長期ビジョンを見据え、国際卓越研究大学に向けた調査、企画検討、資料準備などを行っています。

部局マネジメント力強化

エビデンスに基づく各部局の研究力や経営力の分析およびデータ提供を通じて、部局マネジメント強化に資する取組を行っています。

経営企画オフィスの運営企画

経営企画オフィスの運営にかかるリソース確保に向けた施策を企画立案しています。

企画支援体制の基盤強化

URA等企画支援人材の育成、教職協働推進、部局間・機関間URAネットワークの構築など、企画支援体制の基盤強化を行っています。また、企画支援体制を維持・発展させるために、URA等企画支援人材の確保とそのキャリアパスの構築を進めています。

分析人材育成

分析ツール研修開講による分析人材育成を行っています。学内の人材がデータを効果的に活用し、洞察を得ることを目指しています。また、リサーチアシスタントとして大学院生を雇用し、実務経験を通して優れた分析人材の育成に努めています。

公的な評価への対応

国際卓越研究大学に係る評価、国立大学法人評価を中心に、公的な義務として行われる大学評価について対応します。また、政府関連の評価の設計に対しても評価の専門的立場から支援を行い大学セクターの改善と発展につなげます。

評価と質保証に係る支援

大学としての改革や発展を実現するためには、自らが評価を行い改善へと結びつける内部質保証体制を機能させることが必要不可欠です。予算に係る評価や社会的インパクト評価等の最新の動向についての調査研究を進め、効果的な評価と質保証のシステムを構築します。

URA×IR業務を担う事務職員 “事務系URA”

事務職員が “事務系URA” として経営企画オフィスでURA×IR業務を担い、大学経営分野や学術研究等に関する高度な専門的知見を獲得しながら本学の研究力強化に貢献し、その知見を事務組織に広めています。また、事務職員の知見とネットワークを活用してURA業務の伸展や促進も行っています。