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第一三共株式会社「はばたく次世代」応援寄付プログラムに2年連続で採択されました

大阪大学は、第一三共株式会社が実施する「はばたく次世代」応援寄付プログラム(2024年度)に採択されました。昨年度に続き、2年連続の採択となります。

本プログラムは、社会・経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる「基礎研究」の発展を期待し、大学等の研究マネジメント組織を介して次世代の研究者を支援するものです。

  


【本学の提案のポイント】
地球温暖化や食糧問題など、全人類に関わる大きな社会課題は、一つの学問分野だけで解決するのは困難であり、異分野の研究者が深く協力し合うことが不可欠です。私たちは、社会課題の解決に貢献できる基礎研究を大切に育てるとともに、異分野の基礎研究を融合させ、さらに大学と社会をつなぐインキュベーター機能”Naedoko-platform"の充実に取り組んでまいります。

【背景】
大阪大学が取り組む、知・人材・資金の好循環である「OUエコシステム」を発展させるためには、自由な発想に基づく充実した基礎研究を行える環境の整備と、社会課題に挑戦する力強い人材の育成が不可欠です。
これまで大阪大学経営企画オフィスでは、卓越した研究業績をあげている学内研究者との対話に力を注いできました。その中で、若手研究者が抱える課題として、①基礎研究者は社会課題と自身の研究のつながりを言語化することに難しさを感じている、②異分野の研究者との横つながりが希薄である、③独自の研究テーマを模索しており学際的研究へと一歩踏み出したい、といった声が多く聞かれたことに着目しました。
これらの課題を解決するため、若手研究者の異分野融合研究を促進し、研究と社会をつなぐ“シナリオ言語化のプロ”を育成する施策を展開することで、大阪大学が目指す学問的・社会的イノベーションをさらに加速させていきます。

【参考リンク】
「はばたく次世代」応援寄付プログラム - 第一三共株式会社
  OUエコシステム(『OUマスタープラン2027 ー生きがいを育む社会を創造する大学へー』より)